女性抜け毛と病気

牽引(けんいん)性脱毛症とは?

牽引(けんいん)性脱毛症とは、長時間髪を引っ張ることにより、生え際や分け目が薄くなっていく脱毛症です。

牽引性脱毛症は男女共に起こる可能性がありますが、女性のほうが髪を縛るなどの行為が多いため、女性に多い脱毛症です。


例えばポニーテールを毎日している人など、同じ箇所に長い時間負担をかけてると起こる症状です。


髪を強く縛ったり、束ねたりしていると毛根にとても負担がかかり、ひどくなると肌が透けてきてしまうので注意が必要です。




牽引性脱毛症を治す方法は、いつも同じ髪型にしないことです。


定期的に髪型を変えたり、分け目を変えたりして同じ箇所の牽引(引っ張ること)をやめることが大切です。



あまりに長い時間負担をかけていると、その場所に栄養がいきにくくなって髪が生えてこない場合もあります。


髪の流れに逆らわず自然にすることが望ましいですね。




あとこの脱毛症は物理的な問題なので、育毛剤は効果的ではありません。


ヘアスタイルをかえ、マッサージをするほうがよっぽど効果的です。

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分娩後脱毛症のいろいろ

分娩後脱毛症について

分娩後脱毛症とは、出産後に起こる女性特有の抜け毛現象です。別名で産後脱毛症とも言われます。

症状は出産後にでてきて、髪が細くなったり、抜け毛が急激に増えたりします。


この脱毛症、6割以上の女性が経験しているといわれています。



分娩後脱毛症はなぜ起きるのでしょうか。

その原因は栄養素と女性ホルモンにあります。


妊娠中、胎児に栄養をとられることや、女性ホルモン量の急激な変化で髪の毛の成長サイクルが狂うことがあげられます。



妊娠後期にエストロゲンという女性ホルモンが大量に分泌されます。

このエストロゲンの大量分泌は妊娠中の女性のみ起こる現象で、髪が抜けずにそのまま成長していく状態になります。


しかし、出産を終えると女性ホルモンは本来の量に戻るので、妊娠中抜けなかった髪が多く抜けるようになるのです。

抜ける時期や量に個人差はありますが、大体産後2ヶ月〜半年の間に抜け毛が起こるとされています。



ただそんなに心配する必要はないです。なぜなら分娩後脱毛症は、産後半年〜1年後の間に自然に治る脱毛症だからです。



しかし、例外として早期に治らない方もいらっしゃいます。



■高齢出産の場合

高齢だと自然治癒力も弱まるので、治りが遅いようです。そのため、しっかり髪に良い栄養素(タンパク質やカルシウム)をとったり、サプリメント(イーストなど)で栄養を補給するようにします。

高齢でなくても薄毛が気になったらちゃんと栄養を摂ることで、早期回復に繋がります。


おすすめの食品は納豆や豆腐などの大豆製品です。(植物性タンパク質) 動物性タンパク質である肉、卵、魚などもありますが、脂肪も含まれているので、できるだけ植物性タンパク質にしたほうがいいでしょう。

肉や魚を全く食べてはならないというわけではなく、バランスのよい食事を心がけることが大切です。(肉や魚は育毛に重要な亜鉛が含まれています。)




■ストレスを抱えている場合

育児はストレスになることが多いので、その影響で脱毛症を引き起こしているかもしれません。
あまりにひどいと円形脱毛症を併発する可能性もあります。(円形脱毛症はストレスに特に関係が深い脱毛症です。)

ストレスは体に絶対良くないので、自分なりのストレス発散法を是非見つけて実践してください!



そしてステロイドなどの強い薬の服用は避けましょう。下手に服用すると逆効果になります。

回復が遅いと感じ、不安になったら医師に相談してみるのもいいでしょう。

女性抜け毛と病気

びまん性脱毛症の原因について

女性抜け毛の一種:びまん性脱毛症

瀰漫(びまん)性脱毛症とは、頭部が全体的に薄くなる脱毛症で、生え際が後退したり、頭頂部など局所的に薄くなる男性型脱毛症とは異なる特徴をもっています。

全体的に薄くなるため境界線がはっきりしません。


びまん性脱毛症は実は男女ともに現れる可能性がある症状ですが、全体的に女性の割合のほうがが多いです。


年齢的に中年以降の女性に見られることが多いですが、最近は若い方にも広まってきています。



びまん性脱毛症の原因を一つ一つ確認していこうと思います。


○加齢

加齢は健康のあらゆる面で関係していて、女性抜け毛にも当然関係しています。

細胞も加齢とともに年をとりますが、それにより髪の生成を助ける役割を果たす毛包が減少します。

そして細胞分裂も次第に減っていくので丈夫で太い髪の毛が成長しにくくなっていくのです。
あと頭皮の膨らみが減ったり、血流量の減少も抜け毛や薄毛の原因となります。



加齢はある意味仕方ない面もありますが、次からはそうもいっていられません。




○ストレス

近年、働く女性、いわゆるキャリアウーマンが増えてきました。男女雇用機会均等法や不況のためと思われますが、これにより女性のストレスが増えてきているとよくいわれます。

びまん性脱毛症とストレスの因果関係は100%解明されたわけではありませんが、ストレスは体に悪いことは確かです。

ストレスを受けると血管が収縮するので、血行が悪くなり、髪に栄養分が届きにくくなります。

ストレス=精神的ストレスをイメージされると思いますが、身体的なストレスも影響があります。怪我、病気などをすると髪の養分がそれに使われてしまうためです。

毛髪は生命活動にそれほど支障を起こさないので、栄養分は一番最後に届く器官なのです。



○過ったやり方、やりすぎるヘアケア

よくある間違ったヘアケアはシャンプーのやりすぎやタイミングです。

よく朝のシャンプー(朝シャン)をする人がいますが、1日のはじまりから頭皮のバリアである皮脂を取り除いてしまうので、このましくないタイミングです。

そして合成界面活性剤のシャンプーをつかったり、1日に2度洗うなども、皮脂を取りすぎてしまいます。

すすぎも十分に行わないと抜け毛の原因となります。

また、ドライヤーのやりすぎもよくないですし、ヘアカラー、スプレーは頭皮によくない成分が含まれていることが多いです。



○ダイエット

ダイエットは必ず悪いわけではないですが、間違ったダイエットをするとひどい目にあいます。

よく食事制限をする人がいますが、それは栄養不足を引き起こすので髪まで栄養がいかなくなります。
先ほども申したように、栄養分は生命維持に最優先に使われるため、髪は後回しになります。

痩せることができたとしても、髪も痩せてしまうのです。



○経口避妊薬の服用

経口避妊薬は一般的にピルといわれている避妊薬です。

ピルはプロゲステロンという女性ホルモンを利用して妊娠しにくい体を作り出す薬ですが、この作用により、ホルモンバランスが崩れるので毛髪には悪影響です。
(ホルモンと毛髪は密接な関係があります。)

すぐに症状がでるものではないですが、心配ならば医師に相談したほうがいいでしょう。



びまん性脱毛症の兆しがあると思ったら、以上のことを参考に、自分の生活態度を見直してみてください。

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